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お知らせ

日印協会と国際文化会館は戦略的パートナシップに合意し覚書を締結

2019年8月23日掲載


 公益財団法人・日印協会(所在地は中央区日本橋茅場町)と公益財団法人・国際文化会館(所在地は港区六本木)は日印間の関係全般にわたって協力を推進することに合意し、8月22日、国際文化会館において、平林 博日印協会理事長と近藤正晃ジェームズ国際文化会館理事長との間で覚書に署名しました。


覚書に署名する平林日印協会理事長(左)と近藤国際文化会館理事長(右)

 弊協会は、1903年大隈重信元首相や澁澤栄一などによる創立以来、独立前の英領インド時代から今日大国になるまでのインドと日本との関係で一貫して貢献して参りました。その長い歴史を通して、日印双方の政界、経済界、文化学術界などから高く評価されてきました。

 国際文化会館は、1952年に日米の各分野のリーダーたちによって創設され、わが国と米国をはじめとする国際的な知的、文化的交流に貢献してきた本邦でトップクラスの文化・学術交流機関です。その国際的な知名度と影響力は大きく、内外で高く評価されております。

  また、国際文化会館はインドとの関係では、これまでも多くの文化・知的交流事業を行ってきましたが、インドにおいて政治、経済、文化・知的リーダーたちが集まって事業を行っているインド国際センター(Indian International Center, IIC)は、国際文化会館をモデルに設立されたものです。IICは、1960年に皇太子・同妃殿下として新婚旅行をかねて訪印された現在の上皇ご夫妻が定礎式を行われ、現在でもその礎石があります。

 今回の協力覚書の締結を機に、弊協会と国際文化会館は、日印間の要人の往来、インドに関するセミナーやシンポジュームの開催などの知的交流、各種文化行事への主催や支援などにつき、協力を拡大し深化させていくことにしております。


右から丸山国際文化会館常勤理事、近藤国際文化会館理事長、双方の理事を務める竹中千春立教大学教授、笹田日印協会常務理事、平林理事長、西本事務局長

 
 双方は、法人会員や個人会員の会費や各種のご協力により活動しておりますが、これを機に、会員各位のみならず本ウエッブ・サイトにアクセスいただいている皆様からの一層のご支援ご鞭撻をいただきたく、お願い申し上げる次第です。