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豊富な鉄鋼原料と広大な天然資源をもつ 注目されるインド・オディシャ州への日系企業進出について

日印協会会員でもある、特定非営利活動法人インド日本友の会、クンナ ダッシュ理事長より、インド・オディシャ州の情報を頂きましたので、共有させていただきます。

2020年5月23日掲載


豊富な鉄鋼原料と広大な天然資源をもつ
注目されるインド・オディシャ州への日系企業進出について
 
 
特定非営利活動法人インド日本友の会
Chandra Sekhar Academy / Puri, Odisha, India
理事長 クンナ ダッシュ
 
 
 現在、人類を深刻な危機にさらしている新型コロナウィルス感染症は、世界の経済についても深刻なダメージを与えており、各国政府はGDPをさらに低下させることなくGDPを回復させる方法を計画し、日本を含む多くの国はインドへの投資の可能性について議論を活発化しています。ここで私はオディシャ州が持つ大きな可能性について述べさせていただきたいと思います。これは両国民双方にとってメリットとなる提案です。
 
 
【いまオディシャ州が注目される理由とは?】
 
 インドの東南にあるオディシャ州はベンガル湾沿いに位置し温暖な気候であり、陸、海、空を介して複数の国に輸出が可能という地理的に恵まれた場所にあることから近い将来、必ず「アジア経済の窓口」となると確信しています。

  私はオディシャ州プリーに生まれ、人生の30年以上を日本の関西地方で過ごしたなかで、インド経済や観光、文化に興味を持つ日本の企業や知人を幾度となくオディシャ州に繋げてきました。
 
  オディシャ州には、豊富な水資源とエネルギー源があります。 また若者を中心とした労働力が豊富で製品や商品の輸送に必要な空路、道路、鉄道、海路などのインフラ整備も整っておりパラディップ港、ダムラ港以外にも現在、港を建設中です。
 
 州都ブバネシュワルには国際空港「ビジュパトナイク空港」があり、各都市を繋ぐ高速道路も充実しているほか自然災害に対応できる仕組みも整えています。 またオディシャ州政府はここ数十年政権交代がなく安定しており現在、進出企業に対しての優遇措置も用意し外国企業による投資を呼びかけています。
 
 日系企業の皆様、今こそ豊富な鉄鋼原料、広大な天然資源を持つオディシャ州への進出をご検討ください。オディシャ州政府は歓迎いたします!
 
 
 さて、ここからは日印両国で生活をしてきたなかでの私の経験と現在までにオディシャ州へ来られた日本人への聞き取りから、日本の方がオディシャ州を気に入る理由についていくつか述べさせていただきたいと思います。

 1. ベンガル湾沿いの480 kmに及ぶ海岸線にある白い砂浜は、日本人が太平洋に浮かぶ島国で生活していることから、まるで日本にいるかのような感覚になること。
2. オディシャ州に数多くある歴史ある仏教寺院、モニュメント、塔、修道院などのほか、プリーから30km西にはユネスコの世界遺産に登録されているコナーラクの太陽寺院があること。
3. プリーの有名なジャガンナート神の10番目の化身が、ブッダであると考えられていること、毎年プリーで開催される巨大山車祭り「ラタ・ヤットラ」が、京都の祇園祭りの由来とも言われており、これらのことから仏教徒が多い日本人に親しみを抱かせること。
4. 日本人の主食であるご飯と魚は同様にオディシャ州の人々の主食でもあること。
5. 何よりオディシャ州の人々の内気で落ち着いた謙虚な性格が日本人に好まれること。

 
 私は、現在までの人生を日印両国で過ごすなかで両国民の理解を深めたいという思いで、多くの方々のご協力を頂きながら、オディシャ州では日本文化を紹介する「日本祭り」、日本ではインド文化を紹介する「インド祭り」の日印文化交流事業を継続して開催してきました。また教育では2004年にオディシャ州プリーで日本語と日本文化を取り入れた幼稚園から高校までの英語教育学校「チャンドラ・セカール・アカデミー(プリー校)」を開校、インドに進出している日系企業ご家族にとっての教育充実を図ってきました。
 
 そして2019年、様々な日系企業が求める優秀な人材育成をおこなうための教育機関として、日本語学校とIT技術学校「Techno India- Chandra Sekhar Academy」を開校しました。これはオディシャ州での雇用が少ないため、やむを得ず他の州に出稼ぎに出ていたおよそ50万人の労働者が現在は新型コロナウィルスの影響で失業し、故郷オディシャ州に戻って来ていることから、この学校で勉強してもらうことで雇用促進につなげたいと思っています。
 
 インドへの進出を考えている日系企業の皆様、ぜひオディシャ州を検討の一つとして考えて頂けたら幸甚です。

  何卒よろしくお願いいたします。