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澁澤栄一(第三代日印協会会長)新1万円札の顔となる

2019年4月9日掲載 NEW!


 2019年4月9日、麻生副総理・財務大臣は、紙幣のデザインを新たにすると公表しましたが、1万円札の表は日印協会の創設者の一人である澁澤栄一子爵と決まりました。

 澁澤栄一子爵は、第一国立銀行(現在のみずほ銀行に至る)や多くの地方銀行、東京ガス、東京海上火災、王子製紙、帝国ホテル、田園都市線(現在の東急)ほかの鉄道会社、サッポロビールやキリンビール、東京証券取引所などなど、おおよそ500社の会社を創設し、日本の資本主義の父とされています。しかし、澁澤翁は政界とは一線を画すとともに、三井、三菱などほかの企業創設者と異なり、財閥を作ることはしませんでした。

 日印協会にとっては、澁澤栄一は、大隈重信侯爵(元総理大臣、外務大臣、早稲田大学創立者)、長岡護美子爵(熊本細川家の分家、外交官、元老院議官、貴族院議員)とともに、創設者として重要な方です。渋沢栄一翁は、長岡護美第一代会長、大隈重信第二代会長に続き、第三代会長となりました。

 1903年(日露戦争開戦の前年)に日印協会を創設されましたが、3人の創設者は、明治の末期にあって、これからはアジアの時代が来ることを確信し、特にインドとの関係を重視しました。インドは当時英国の植民地でしたが、宗主国英国との関係で日英協会が設立されたのはその5年後でしたから、3人の先見の明と偉大さがよくわかります。

 なお、日印協会は現在に至るまで会員のための会報誌「月刊インド」を発刊中ですが、その第1号「日印協會々報」第壱號には、澁澤男爵(子爵に昇格する前)がインドのボンベイとの航路開設を唱えた論文「印度綿花輸入及び孟買航路の起源」が掲載されております。

下記からダウンロードして読むことができます。

(日印協会理事長 平林 博)


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PDF文書 第1号「日印協會々報」澁澤男爵の論文「印度綿花輸入及び孟買航路の起源」
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