
今から80年以上前、香川県出身の画家、野生司香雪(のーすこうせつ)が
5年の歳月をかけてインドの仏教寺院に壁画を描きました。
なぜ戦前、仏教の衰退した独立前のインドで日本人画家が「釈尊一代記」
の壁画を描くことになったのか、そこに至るまでの明治以降の岡倉天心と
タゴールから始まる日印文化交流から紐解き、幼少期から才能を認められ
人生の節目には必ず支援する人が現れる数奇な運命の野生司香雪の生涯、
インドでの壁画作成の苦労、インドにおける仏教、これから始まる壁画保全
事業に光を当てるフォーラムを開催いたします。
日時:2019年10月31日(木) 開場12:45 開演13:15 終演16:30
場所:インド大使館 ヴィヴェーカナンダ文化センター講堂
〒102-0074東京都千代田区九段南2-2-11
地下鉄九段下駅 2番出口から徒歩7~8分
入場:無料(要事前申込)
申込:氏名・国籍・所属・ご連絡先(電話・メール)を記載の上、
下記メールアドレスまたはFAX番号宛にお申し込みください。
詳細は添付ご案内チラシ(裏)をご参照ください。
【DICメール】event@discoverindiaclub.org
【野生司香雪画伯顕彰会FAX】087-888-0836
講演概要:
1:「タゴール・天心から香雪までの日印芸術家交流」
大木礼子 さくら市ミュージアム‐荒井寛方記念館学芸員
2:「野生司香雪の生涯と仏伝壁画」
溝渕茂樹 元徳島文理大学 非常勤講師
3:「初転法輪の地サールナートと香雪の仏伝壁画がインドで果たす役割」
シッダールト・シン博士・インド大使館ヴィヴェーカナンダ文化センター所長
(元バナーラス・ヒンドゥー大学教養学部バーリ語・仏教学科学科長)
4:「インド・サールナートの仏伝壁画保全作業について」
木島隆康 東京藝術大学 名誉教授
講演終了後、質疑応答、お茶菓子の懇親会の時間があり16:30に終了します。
詳細:添付ご案内チラシをご参照ください。

主催:野生司香雪画伯顕彰会
共催:ディスカバーインディアクラブ(DIC)
後援:インド大使館、香川県、(公財)日印協会、(公財)中村元東方研究所
(公財)仏教伝道協会、(学)淑徳学園、(学)武蔵野大学
協力:(株)トラベルサライ、(有)彩色設計
特別協力:(公財)文化財保護・芸術研究助成財団