日印関係最新情報

月間インド・ニュース(2011年1月)

2011年2月10日掲載


1.内政
1月7日
*インド首相府は、マハラシュトラ州タラプールにおける使用済み核燃料再処理施設の稼働開始式典にシン首相が出席した旨報道。
1月9日
*7日~9日にかけて、「グローバルなインド人との連携」のテーマのもと、第9回在外インド人会議が、パティル大統領やシン首相をはじめ国内外から約1,500名が参加してデリーで開催。
*英字各紙は、ヒンドゥ至上主義者の指導者スワミ・アセエマナンドが、2007年のサムジョータ事件等過去の複数のテロについて自らの関与を認めた旨報道。
1月10日
*英字各紙は、BJPがアッサム州グワハティでBJPの全国執行委員会が開催され、コングレス党の汚職疑惑を追及する政治決議が採択された旨報道。
1月13日
*ヒンドゥ紙は、ジャンム・カシミール警察が136名の若者を警察官として採用したが、その多くが昨年の抗議行動で投石を行ったものであった旨報道。
*インド海運省は、2020年までの海事政策に係る指針を発表。
1月18日
*英字各紙は、17日、西ベンガル州政府は1月23日のチャンドラ・ボース生誕日を「愛国記念日」として記念することを決定するとともに、バッタチャルジー州首相はシン連邦政府首相に対し、同日を全国レベルで記念するよう要請した旨報道。
1月19日
*パティル大統領はシン首相の助言に従い、第2次UPA政権初となる内閣改造を承認。
1月25日
*パティル大統領は1月26日の第62回共和国記念日を前にテレビ演説を行い、インド政府の国家目標の中で重要なのは、貧困撲滅、女性のエンパワーメント、教育、保健である旨発言。
1月27日
*英字各紙は、ジャンム・カシミール(JK)州スリナガルのラル・チョークにおいてBJPが共和国記念日に国旗を掲揚することを計画していたことにつき、26日の共和国記念日にはJK州において公式な国旗掲揚は行われたが、BJPが画策したラル・チョークでの掲揚は達成されなかった旨報道。
1月30日
*インディアン・エクスプレス紙は、最も影響力のあるインド人100人という記事を掲載。カパディア最高裁長官が1位にランクされる一方、昨年1位だったラフル・ガンディー議員は5位に転落した。
1月31日
*タイムス・オブ・インディア紙は、2月9日から13日にかけてインド国内外の国防装備品関連企業600社以上が参加して、国防に関する装備品及び技術展示に関する「エアロ・インディア2011」がバンガロールで開催される旨報道。
*インド内閣任命委員会は、財務省のアショク・チャウラ経済局次長が1月31日付けで退職し、後任に財務省のR.ゴパラン金融サービス局次長が就任する旨発表。
*インディアン・エクスプレス紙は、ラオ外務次官の後任としてランジャン・マタイ駐仏大使を推す動きがあるほか、プリ国連代表部常駐代表の名前も挙がっているが、プリ国連大使についてはインドの国連安保理非常任理事国入りを受け、国連大使の任期が延長される可能性がある旨報道。
*インド議会省は、予算国会が2月21日~4月21日まで開催される旨発表。

2.経済
1月1日
*英字各紙は、グジャラート州が、アジア初となる一拠点で500MWの発電能力を持つ太陽光発電パークの建設に着工した旨報道。
1月6日
*インド商工省は、2010年12月25日に終了する週の食料インフレ率が前年比18.32%に上昇した旨発表。
1月8日
*インド商工省は、2010年12月の輸出が前年同月比36.4%増の225億ドルとする暫定値を発表(輸入は前年同月比11.1%増の251億ドル)。
*英字各紙は、シバル通信IT大臣が、2G周波数割当に関するインド会計検査院の報告書の内容につき、根拠がなく誤りであると発言した旨報道。
1月12日
*タイムス・オブ・インディア紙は、ウルセル仏アレバ社原子炉部門社長が、2018年までにジャイタプール(マハラシュトラ州)で稼働予定の原子炉2基に関する作業を日本政府が台無しにしていると発言した旨報道。
*グジャラート州アハメダバード郊外ガンディナガルで第5回グジャラート州グローバル投資家サミット“Vibrant Gujarat 2011”が開催される。
1月13日
*ビジネス・スタンダード紙は、ローコストキャリア(LCC)であるインディゴ社が、民間航空史における単一の航空機契約としては最大となる180機のエアバA320を購入すると発表した旨報道。
1月14日
*ヒンドゥー紙は、昨年10月3日に途中駅まで開業していたデリーメトロ6号線のサリタ・ビハール~バダプール間が開業した旨報道。
1月19日
*ヒンドゥー紙は、マルチブランド小売業へのFDI開放につき、政府が51%まで認可することを検討している旨報道。
1月20日
*ビジネス・スタンダード紙は、インドの航空会社であるインディゴが2011年8月からシンガポール、バンコク等への国際線の運航を開始する旨報道。
*エコノミック・タイムズ紙は、ブラックベリー・サービスを提供しているカナダのRIM社が、会談の内容がメディアに流失していることから、インド政府とのセキュリティに関する対話を一時停止している旨報道。
1月24日
*ビジネス・スタンダード紙は、インド政府が外国企業によるたばこ卸売販売に対するFDIの禁止案に検討を加えている他、たばこ製品の輸入について、自由一般免許から制限リストに移し替える可能性についても検討している旨報道。
1月25日
*インド準備銀行は、第3四半期金融政策レビューを発表し、金融政策措置として本年初となる政策金利引き上げを実施。また、物価上昇率については、2010年11月には7.5%まで下落したが、主に食料品及び燃料価格の上昇により12月には8.4%に上昇した旨発表。
1月28日
*タミルナドゥ州エンノール港で、日産専用のバースが完成したとして、ヴァサン連邦船舶大臣及びマラン連邦繊維大臣が出席して「全インド港湾貨物取扱量10億トン突破、エンノール港石炭・鉄鉱及び車両バース完成記念式典」が実施される。
1月31日
*ラメシュ環境森林大臣は、環境森林省から停止命令を受けていた韓国POSCO社の製鉄事業を条件付で許可する命令を発出。
*ビジネス・スタンダード紙は、時価総額を指標としたインドのトップ企業の変遷に関する記事を掲載。経済自由化前の1990年はタタ・スティール(第1位)、タタ・モータース(第3位)等製造業が上位を占めていたが、2000年にはウィプロ(第1位)、インフォシス(第3位)といったIT企業が躍進、現在は石油天然ガス公社(ONGC)が第2位になるなど資源ベースの企業が躍進している旨報道。

3.外交
1月6日
*英字各紙は、ネパールのバッタライ・マオイスト副委員長が政治協議及びネパール・インド関係に関する会合に出席するために5日~7日にかけて訪印中である旨報道。
1月10日
*英字各紙は、クリシュナ外相がアフガニスタンを訪問し9日にカルザイ大統領他と会談、カルザイ大統領は、アフガニスタンはインドの利益に有害となるいかなる動きもおこさないと保証した旨報道。
1月13日
*英字各紙は、アルナチャル・プラデシュ州出身の重量挙げ選手1名及びそのコーチ1名がデリー空港より北京に出発しようとしたところ、中国大使館より発給された査証がホチキス止め査証であったために出国を拒否された旨報道。
1月18日
*英字各紙は、17日にムンバイのバーバー原子力研究センターで開催された第21回インド原子力学会年次会議に天野IAEA事務局長が出席し冒頭演説を行った旨報道。
*タイムス・オブ・インディア紙は、2月8日にブータンで開催されるSAARC外相会合の際に印パ外相会談が行われる見通しである旨報道。
1月19日
*ネパールの英字各紙は、ネパールを訪問中のラオ外務次官がネパール首相と会談し、ラオ次官がインドはネパールの如何なる政党が主導する政府とも共に働く用意があるとの考えを示した旨報道。
1月20日
*訪豪中のクリシュナ外相はメルボルンで ラッド豪外相と会談し、会談後共同声明を発出。
1月22日
*インド外務省は、ミャンマーで開催されたベンガル湾多分野技術経済協力構想(BIMSTEC)第13回閣僚会合にコール外務閣外相が出席した旨発表。
1月23日
*インド内務省は、19日から20日にかけて第11回インド・バングラデシュ内務次官対話がダッカで開催された旨発表。
*インド外務省は、スリランカ海軍の虐待行為によるとされるインド人漁師の死亡事件が発生したことに関し、クリシュナ外相による右事件への非難と死亡した漁師の家族に対する哀悼の意を表明する声明を発出。
1月24日
*米国商務省は、インドとのハイテク関連の貿易を促進するため、輸出管理イニシアティブを実行に移すための対策を公表するとともに、ロック長官が米国の24の企業とともにハイテク関連貿易ミッションを率いて訪印する旨発表。
1月25日
*インド外務省は、訪印中のユドヨノ・インドネシア大統領とシン首相が会談し、「インド・インドネシア間の新しい戦略的パートナーシップのための今後10年間のビジョン」と題する共同声明を発表。
1月26日
*英字各紙は、1月27日~28日にかけて、バンコクで印パのシンクタンク(印:平和・安全保障研究所、パキスタン:ジンナー・インスティチュート)がトラック2会合を開催する旨報道。
1月28日
*英字各紙は、アフガニスタン人記者30名が15日間のメディアコースをインドのマスコミ大学院で受講するとともに、インド外務省でクリシュナ外相やラオ外務次官との交流行事が行われた旨報道。
1月29日
*ヒンドゥー紙は、2月6日~7日にティンプーで予定されている印パ外務次官協議について、インド政府筋は「劇的なことは何も期待できない。プロセスをもう一度進めるための試みである」と述べた旨報道。
1月30日
*英字各紙は、メノン国家安全保障補佐官が訪米しドニロン米国家安全保障担当大統領補佐官と会談し、昨年11月のオバマ大統領訪印のフォローアップにつき意見交換を実施し、右会談にはオバマ大統領も途中参加した旨報道。
1月31日
*インド外務省は、ラオ外務次官が30日~31日にかけてスリランカを訪問し、ジャヤシンハ・スリランカ外務次官と会談した他、ラージャパクサ大統領らを表敬訪問した旨発表。
4.日印関係
1月22日
*ヒンドゥー紙は、岡田経済産業省審議官がタミルナドゥ州を訪問し、同州政府との間でインフラ促進に関する意図表明書の署名・交換が行われた旨報道。
1月28日
*日本を訪問中のインド国会議員親善訪問団(団長:バンサル議会担当大臣)が前原外務大臣を表敬訪問。