日印関係最新情報

月間インド・ニュース(2011年10月)

2011年11月9日掲載


Ⅰ.内政
10月13日
デリー警察は、ハリヤナ州アンバラにおいて、デリーにむけて運搬途中の大量の爆発物、起爆装置やタイマーをタタ・インディカ(インド製の小型乗用車)から押収した旨発表。
10月22日
英字各紙は、10月17日及び19日にタミル・ナードゥ州で地方選挙が実施され、同州主要10都市で全インド・アンナ・ドラビダ進歩同盟(AIADMK)候補が圧勝し市長に選出された旨報道。
西ベンガル州ダージリン近郊のビジョンバリ地区で、河川にかけられていた木製の橋が崩落し38人が死亡、約100名が負傷した。
10月29日
英字各紙は、タミル・ナードゥ州マドゥライ近郊の町アランパティにおいて、橋梁に仕掛けられていた爆発物が発見・押収された旨報道。

Ⅱ.経済
10月2日
ビジネス・スタンダード紙は、チャヴァン・マハラシュトラ州首相率いる代表団がシン首相と会談し、ムンバイ都市圏における公共交通、住宅、水の供給に特に配慮し、インフラ整備を「国家プロジェクト」として承認し、中央政府が費用を負担するよう要請した旨報道。
10月3日
インド情報通信IT省は、「情報通信技術及びエレクトロニクス(ICTE)の国家的議題を推進するための三つ組政策案」及び「エレクトロニクス政策2011案」を公表し、11月までパブリック・コメントを募集。
10月4日
ビジネス・スタンダード紙は、グジャラート州に投資誘致における優位を奪われているとして批判されているマハラシュトラ州が、今年4月から9月までの間に、1年度内における1つの州への投資としてはこれまでのところ過去最高となる約1.1兆ルピーの投資計画を承認した旨報道。
10月7日
インド通信IT省は、「IT政策2011案」を公表し、同案について11月までのコメントを募集。
ビジネス・スタンダード紙は、現在6路線あるインドの高速鉄道計画のうち、プネ~ムンバイ~アーメダバード間が最初の高速鉄道として2014年に建設が始まる見込みである旨報道。
10月10日
シン首相が議長を務める閣僚級会議にて、インド製薬業への海外直接投資について、新規事業への投資についてはこれまでどおり外資100%まで自動認可事項とするが、既存事業への投資については、最大6ヶ月間は許認可事項とし、その6ヶ月中にインド競争委員会が必要な措置を設けるとの決定が行われる。
10月19日
NTTドコモが26%出資しているタタ・テレサービシズは、今後、同社が提供する電気通信サービスをすべて「タタ・ドコモ」ブランドに統合することを発表。
10月20日
インド商工省は、10月9日に終了する週の卸売物価指数を発表。食料インフレ率は前週の9.3%から大幅に上昇し、1ヶ月半ぶりに再び2桁台の10.6%となった。
10月21日
ヒンドゥー紙は、インド連邦政府は国家高速道路局(NHA)に対し、バンガロール・チェンナイ間の高速道路建設計画を原則的に承認しており、現在NHAは連邦環境省との間で同省所管の保護森林地域の土地収用に関する調整をおこなっており、タミル・ナードゥ州、アーンドラ・プラデーシュ州、カルナータカ州政府からは既に反対しない旨のレター(No objection letter)を取り付けている旨報道。
10月25日
インド政府は国家製造業政策を策定し公表した。メディアは、「長く待たれていた国会製造業政策を政府は25日に承認した」と報じ、また、本政策は当初9月15日の閣議に諮られたが、労働問題と環境問題に関し閣僚間の意見が一致せず、パワル農業大臣を長とする閣僚グループに委ねられたことを紹介している。
インド通信IT省は、村落へのブロードバンド接続のための全国光ファイバー・ネットワークの構築スキームを内閣決定した旨発表。
10月26日
英字各紙は、インド内閣経済委員会が25日に2011-2012年産のラビ作物(冬作物)の最低支持価格(市場価格が下回った場合でも政府が農家から買い付けを行う際の最低水準の価格)を発表した旨報道。
10月31日
インド商工省は、10月1日から施行された2011年度下半期海外直接投資(FDI)政策のうち、「無担保債券への転換等、いかなる種類であれ転換のオプションが内包されている株式への投資はFDIとみなさない」旨の3.3.2.1.項を削除する旨のプレスリリースを発出。

Ⅲ.外交
10月10日
インド外務省は、テイン・セイン・ミャンマー大統領が10月12日~15日にかけてインドを訪問する旨発表。
10月12日
シン首相は、10月11日~13日の日程でインドを訪問しているベトナムのチュオン・タン・サン国家主席と会談し、インドとベトナムは海を介した隣国であり、シーレーンの治安と安全を確保する重要性を確認し、これらの分野における対話の継続と強化に合意。
10月18日
南アフリカのプレトリアで、IBSA対話フォーラム第5回サミットが開催され、インド、ブラジル、南アフリカから各首脳が参加。サミット後にツワネ宣言が発出される。
10月21日
インド外務省は、10月23日~31日にかけてブータン国王王妃両陛下がインドを国賓として訪問する旨発表。ジグミ・ケサル・ブータン国王のインド訪問は2008年の即位以降4度目、10月13日のご成婚の儀以降では初めての外国訪問となる。
10月20日~22日にかけてインドを訪問中のフランスのジュぺ外相が21日にデリーでクリシュナ外相と会談、共同声明が発出される。

Ⅳ.日印関係
10月4日
10月2日~6日にかけて、横路衆議院議長の招待でクマール下院議長が訪日。4日にクマール下院議長が野田総理を表敬訪問。
10月5日
来日中のクマール計画・科学技術・地球科学担当閣外大臣が玄葉外務大臣を表敬訪問。
10月6日
ビジネス・ライン紙は、日本電気(NEC)は、チェンナイの経済特区に6億8千万ルピーを投じて携帯基地局間をマイクロ波で結ぶ際に使用する無線通信装置「パソリンク」の製造工場を設立する旨報道。
10月26日
英字各紙は、全インド医科大学と明治薬科大学が共同研究等に関する覚書を締結した旨報道。
10月29日
10月28日~30日にかけてクリシュナ外相が訪日。29日に玄葉外務大臣との間で第5回外相間戦略対話を行うとともに、同日野田総理大臣を表敬訪問。