Ⅰ. 内政
11月2日
*2日付タイムズ・オブ・インディア(TOI)紙は、インドの青少年の識字率について報じている。10月30日に発表された2011年国勢調査の結果によれば、インド国民全体の識字率が63%であるのに対し、10代の識字率は9割を超えていることも示している。また、国民全体では男性の識字率が70%、女性の識字率が56%であるのに対し、若い世代では、10代男子の識字率が92%、10代女子の識字率は88%と、男女間の識字率は劇的に縮まっている。一方で、15歳から19歳の人口の80%が働いているという事実は、高等教育を受ける機会を手にする青少年が未だに少ないことを示す。
11月5日
*5日、インド選挙管理委員会は、4日に大統領がデリー準州議会を解散したことに伴い、先月28日に同委員会が日程を発表していた同準州議会の補欠選挙(3議席)の実施を取りやめる旨発表した。
11月8日
*8日、各種報道によれば、パリカール・ゴア州首相は辞表を提出した。これに伴い、同州のBJP議員らは、同日、パルセカル同州保健相を全会一致で次期同州首相に選出した。
11月9日
*モディ首相は内閣改造を行い、21名の新大臣(閣僚4名、閣外大臣(専管)3名、閣外大臣14名)が宣誓を行った。新たしく任命された閣外大臣(専管)には、伝統的なヨガの促進を行うMinistry of AYUSHの大臣が含まれ、前観光相のスリバド・ヤッソ・ナイク氏が任命された。
11月14日
*14日、首相府は、ネルー初代首相の生誕125周年に際し、ネルーに対する追悼を捧げると共に、インド独立に際したネルーの努力及び初代首相としての役割を記憶に留めている旨のプレスリリースを発表した。また、首相府は、14日から18日の期間をネルーの意思を継いで行っているとするインド美化事業の一環として、学校内のトイレ清掃や清潔な給食の提供等を推進するキャンペーンを実施した。
11月20日
*20日実施予定であった連邦上院議員選挙(ウッタル・プラデシュ(UP)州10議席及びウッタラカンド州1議席の合計11議席が改選対象)は、立候補者数が改選議席数と同議席となり、無投票での選出となった。選出者の氏名及び所属政党名は以下のとおり。なお、改選後の議席数は、現職の任期満了に伴う後任議員の就任によって確定する。
☆UP州(10議席)
社会主義党(6議席):
チャンドラパル・シン・ヤダブ、
ジャウェード・アリ・カーン、
ニーラジ・シェーカル、
ラム・ゴパル・ヤダヴ、
ラヴィプラカシュ・ヴェルマ、
タジーム・ファーティマ
大衆社会党(2議席): ラジャ・ラム、ヴィール・シン
コングレス党(1議席): P L プニヤ
BJP(1議席): マノハール・パリカル
☆ウッタラカンド州(1議席)
コングレス党: マノラマ・ドバリヤル・シャルマ
11月24日
*24日、インド首相府は、ドバル国家安全保障顧問(NSA)が中国との国境交渉及び戦略的協議を実施するためのインドの特別代表に任命された旨のプレスリリースを発出した。
Ⅱ. 経済
11月28日
*インド政府中央統計局(CSO)は、2014年度第2四半期(14年7月-9月)の実質GDP成長率を発表した。
Ⅲ. 外交
11月7-8日
*大統領府発表によれば、ムカジー大統領がワンチュク国王の招待を受けてブータンを訪問した。今次訪問は、インド大統領による26年ぶりのブータン訪問となった。
11月11-13日
*首相府発表および各種報道によれば、モディ首相はミャンマーのネー・ピー・ドーを訪れ、12日に第12回インドASEANサミットに、また13日には東アジアサミットに、それぞれ出席した。
11月14-18日
*首相府発表および各種報道によれば、モディ首相はG20サミット出席及び印豪首脳会談のためにオーストラリアのブリスベンを訪問した。インド首相による豪州訪問は1986年以来28年ぶりとなった。
11月19日
*首相府発表および各種報道によれば、モディ首相はフィジーを訪問した。
11月21日
*インド外務省は、来年1月26日の共和国記念日の主賓として、オバマ米大統領を招待する旨発表した。
11月25-27日
*首相府発表および外務省報道によれば、モディ首相はネパールを訪問し、第18回SAARC首脳会議に出席した。
Ⅳ. 日印関係
11月16日-21日
*16日から21日にかけて、日本の経済ミッションが日印経済合同委員会出席のためにインドを訪問した。18日付ミント紙は、日印経済合同委員会について、モディ首相訪日後初めて開催された日印ビジネス界による会議であり、同委員会の中で、インドが10月に日本からの投資促進のため、「ジャパン・プラス」チームを発足させたこと、日本がインフラ整備に関する懸念を表明しているが、シャトルガナ・シン商工省DIPP次官補は、インフラ整備のため、新たな当局を設置することに加え、産業大動脈構想を加速させていると述べたと報じた。
11月2日
*2日付タイムズ・オブ・インディア(TOI)紙は、インドの青少年の識字率について報じている。10月30日に発表された2011年国勢調査の結果によれば、インド国民全体の識字率が63%であるのに対し、10代の識字率は9割を超えていることも示している。また、国民全体では男性の識字率が70%、女性の識字率が56%であるのに対し、若い世代では、10代男子の識字率が92%、10代女子の識字率は88%と、男女間の識字率は劇的に縮まっている。一方で、15歳から19歳の人口の80%が働いているという事実は、高等教育を受ける機会を手にする青少年が未だに少ないことを示す。
11月5日
*5日、インド選挙管理委員会は、4日に大統領がデリー準州議会を解散したことに伴い、先月28日に同委員会が日程を発表していた同準州議会の補欠選挙(3議席)の実施を取りやめる旨発表した。
11月8日
*8日、各種報道によれば、パリカール・ゴア州首相は辞表を提出した。これに伴い、同州のBJP議員らは、同日、パルセカル同州保健相を全会一致で次期同州首相に選出した。
11月9日
*モディ首相は内閣改造を行い、21名の新大臣(閣僚4名、閣外大臣(専管)3名、閣外大臣14名)が宣誓を行った。新たしく任命された閣外大臣(専管)には、伝統的なヨガの促進を行うMinistry of AYUSHの大臣が含まれ、前観光相のスリバド・ヤッソ・ナイク氏が任命された。
11月14日
*14日、首相府は、ネルー初代首相の生誕125周年に際し、ネルーに対する追悼を捧げると共に、インド独立に際したネルーの努力及び初代首相としての役割を記憶に留めている旨のプレスリリースを発表した。また、首相府は、14日から18日の期間をネルーの意思を継いで行っているとするインド美化事業の一環として、学校内のトイレ清掃や清潔な給食の提供等を推進するキャンペーンを実施した。
11月20日
*20日実施予定であった連邦上院議員選挙(ウッタル・プラデシュ(UP)州10議席及びウッタラカンド州1議席の合計11議席が改選対象)は、立候補者数が改選議席数と同議席となり、無投票での選出となった。選出者の氏名及び所属政党名は以下のとおり。なお、改選後の議席数は、現職の任期満了に伴う後任議員の就任によって確定する。
☆UP州(10議席)
社会主義党(6議席):
チャンドラパル・シン・ヤダブ、
ジャウェード・アリ・カーン、
ニーラジ・シェーカル、
ラム・ゴパル・ヤダヴ、
ラヴィプラカシュ・ヴェルマ、
タジーム・ファーティマ
大衆社会党(2議席): ラジャ・ラム、ヴィール・シン
コングレス党(1議席): P L プニヤ
BJP(1議席): マノハール・パリカル
☆ウッタラカンド州(1議席)
コングレス党: マノラマ・ドバリヤル・シャルマ
11月24日
*24日、インド首相府は、ドバル国家安全保障顧問(NSA)が中国との国境交渉及び戦略的協議を実施するためのインドの特別代表に任命された旨のプレスリリースを発出した。
Ⅱ. 経済
11月28日
*インド政府中央統計局(CSO)は、2014年度第2四半期(14年7月-9月)の実質GDP成長率を発表した。
Ⅲ. 外交
11月7-8日
*大統領府発表によれば、ムカジー大統領がワンチュク国王の招待を受けてブータンを訪問した。今次訪問は、インド大統領による26年ぶりのブータン訪問となった。
11月11-13日
*首相府発表および各種報道によれば、モディ首相はミャンマーのネー・ピー・ドーを訪れ、12日に第12回インドASEANサミットに、また13日には東アジアサミットに、それぞれ出席した。
11月14-18日
*首相府発表および各種報道によれば、モディ首相はG20サミット出席及び印豪首脳会談のためにオーストラリアのブリスベンを訪問した。インド首相による豪州訪問は1986年以来28年ぶりとなった。
11月19日
*首相府発表および各種報道によれば、モディ首相はフィジーを訪問した。
11月21日
*インド外務省は、来年1月26日の共和国記念日の主賓として、オバマ米大統領を招待する旨発表した。
11月25-27日
*首相府発表および外務省報道によれば、モディ首相はネパールを訪問し、第18回SAARC首脳会議に出席した。
Ⅳ. 日印関係
11月16日-21日
*16日から21日にかけて、日本の経済ミッションが日印経済合同委員会出席のためにインドを訪問した。18日付ミント紙は、日印経済合同委員会について、モディ首相訪日後初めて開催された日印ビジネス界による会議であり、同委員会の中で、インドが10月に日本からの投資促進のため、「ジャパン・プラス」チームを発足させたこと、日本がインフラ整備に関する懸念を表明しているが、シャトルガナ・シン商工省DIPP次官補は、インフラ整備のため、新たな当局を設置することに加え、産業大動脈構想を加速させていると述べたと報じた。