8月7日、インドの国会で行われた副大統領選挙において、モハマッド・ハミド・アンサリ前副大統領が再任された。
選挙はインドの上下両院議員による間接選挙であるが、アンサリ副大統領は与党連合(統一進歩連合、United Progress Alliance)の支持を受け、投票総数787票のうち490票を獲得し、野党・インド人民党の支持を受けたジャスワント・シン元外務大臣の得票数238票の倍以上の票差で再任された。
なお、同じ間接選挙であるが、大統領については、上下両院議員のほか州議会議員も投票権がある点が副大統領選挙と異なる。
副大統領の再任は、R.ラダクリシュナ副大統領(任期1952~62年)以来で、二人目である。
インドでは、副大統領は、大統領が海外出張でインドから離れた場合の代理を務めるほか、大統領が死去、辞任、弾劾などで欠けた場合に、新大統領選任まで代理を務める。
副大統領は、格の上では首相の上位に位置するが、大統領と同様、通常は儀礼的な役割を果すポストである。
また、副大統領は、憲法上、インドの国会の上院議長を兼ねる。この点は、米国の副大統領が上院議長を兼ねるのと同じである。
選挙はインドの上下両院議員による間接選挙であるが、アンサリ副大統領は与党連合(統一進歩連合、United Progress Alliance)の支持を受け、投票総数787票のうち490票を獲得し、野党・インド人民党の支持を受けたジャスワント・シン元外務大臣の得票数238票の倍以上の票差で再任された。
なお、同じ間接選挙であるが、大統領については、上下両院議員のほか州議会議員も投票権がある点が副大統領選挙と異なる。
副大統領の再任は、R.ラダクリシュナ副大統領(任期1952~62年)以来で、二人目である。
インドでは、副大統領は、大統領が海外出張でインドから離れた場合の代理を務めるほか、大統領が死去、辞任、弾劾などで欠けた場合に、新大統領選任まで代理を務める。
副大統領は、格の上では首相の上位に位置するが、大統領と同様、通常は儀礼的な役割を果すポストである。
また、副大統領は、憲法上、インドの国会の上院議長を兼ねる。この点は、米国の副大統領が上院議長を兼ねるのと同じである。