Ⅰ. 内政
12月8日
*8日、インディアン・エクスプレス紙他各紙報道によれば、選挙管理委員会は、4日に実施されたデリー準州議会選挙の結果を発表した。選挙前に43議席を保有し与党であったコングレス党は8議席と惨敗。インド人民党(BJP)が23議席から31議席と議席を増やし与党となった。この他、これまで議席の無かった庶民党(AAP)が28議席を獲得した。
12月18日
*18日、12月5日に開幕したインド国会は、当初予定していた12月20日までの会期を短縮し、閉幕した。
12月21日
*21日付インド大統領府の発表によれば、ムカジー大統領は、ジャヤンティ・ナタラジャン環境・森林担当閣外大臣(専管大臣)の辞職を受理した。同日付で、ムカジー大統領は、M. ヴィーラッパ・モイリー石油・天然ガス大臣に対し、環境・森林担当大臣の任務を兼ねるように指示した。
Ⅱ. 経済
12月16日
*インド商工省は、16日、卸売物価指数(WPI)に基づく11月のインフレ率について、前年同月比7.52%となり、本年10月の7.00%より再び上昇した旨発表した。
12月18日
*18日、インド準備銀行は、中間四半期金融政策会合を開催し、政策金利であるレポ・レートを現行の7.75%のまま据え置く旨発表した。また、預金準備率も現行の4.0%のまま据え置くとした。
12月21日
*22日付けHT紙は、21日に開催されたインド商工会議所連盟(FICCI)総会において、ラフル・ガンディー・コングレス党副総裁の演説行った旨報じている。ガンディー副総裁は、開発とガバナンスに関する同氏のヴィジョンを説明しつつ、経済成長と社会福祉は、相互に補完しあうもので、どちらかが妥協されるものではないと述べた。
Ⅲ. 外交
12月4~6日
*ヒンドゥー紙他によれば、ファハミ・エジプト外相が訪印し、アンサリ副大統領やクルシード外相と会談した。
12月8~11日
*ヒンドゥー紙他によれば、シン外務次官は、8日から11日まで訪米し、ケリー国務長官を始めとした国務省幹部と会談した。シン外務次官は、米側に対して、ムンバイ・テロ事件の首謀者の一人であり米国で懲役に服しているデイビッド・ヘッドレーへの更なるインド側アクセスを求めたほか、双方はイランやアフガン情勢についても意見交換した。
12月12日
*HT紙他各紙報道によれば、12日、コブラガデ在ニューヨーク総領事館副領事は、雇用していたメイドの査証申請に関する不正を行ったとして逮捕され、逮捕後、裸にされて所持品検査を受け、麻薬中毒者と同じ留置所に入れられた。同日、保釈金を払い、釈放された。
13日、インド外務省は、米国務省やパウエル駐インド米国大使に対し、強い抗議を行った他、インド下院議長始めとした要人は、米議会一行との面会を取り止めた。
12月12~15日
*14日付インド外務省発表によれば、12~15日の日程で、カルザイ・アフガニスタン大統領が訪印した。シン首相との二国間会談において、カルザイ大統領は、シン首相に対し、アフガニスタンの政治・治安・経済情勢につき説明し、双方は防衛・安全保障協力を深化させることで一致した。
12月16~18日
*17日付インド外務省発表によれば、16~18日の日程で、エルアラビー・アラブ連盟事務総長が訪印した。アンサリ副大統領やクルシード外相と会談し、シリア情勢や中東和平プロセス等について協議した。
12月20日
*20日、クルシード外相は、訪印したベネズエラ外相との間で、第2回二国間合同委員会を開き、経済、科学技術、文化等の分野について協議し、共同記者会見を行った。
Ⅳ. 日印関係
11月30日~12月6日
*ザ・ヒンドゥー紙やビジネス・ラインを始めとする各紙は、11月30日~12月6日の全7日間に亘る天皇皇后両陛下のインド御訪問について報じている。両陛下の御訪問は、1960年の皇太子同妃両殿下としての御訪問以来53年振りであり、今回は、デリー及びチェンナイを訪問され、ムカジー大統領やシン首相を始めとする政府関係者や日印関係者及び文化・学術関係者とお会いになった他、市民とも御交流になった。
12月8日
*8日、インディアン・エクスプレス紙他各紙報道によれば、選挙管理委員会は、4日に実施されたデリー準州議会選挙の結果を発表した。選挙前に43議席を保有し与党であったコングレス党は8議席と惨敗。インド人民党(BJP)が23議席から31議席と議席を増やし与党となった。この他、これまで議席の無かった庶民党(AAP)が28議席を獲得した。
12月18日
*18日、12月5日に開幕したインド国会は、当初予定していた12月20日までの会期を短縮し、閉幕した。
12月21日
*21日付インド大統領府の発表によれば、ムカジー大統領は、ジャヤンティ・ナタラジャン環境・森林担当閣外大臣(専管大臣)の辞職を受理した。同日付で、ムカジー大統領は、M. ヴィーラッパ・モイリー石油・天然ガス大臣に対し、環境・森林担当大臣の任務を兼ねるように指示した。
Ⅱ. 経済
12月16日
*インド商工省は、16日、卸売物価指数(WPI)に基づく11月のインフレ率について、前年同月比7.52%となり、本年10月の7.00%より再び上昇した旨発表した。
12月18日
*18日、インド準備銀行は、中間四半期金融政策会合を開催し、政策金利であるレポ・レートを現行の7.75%のまま据え置く旨発表した。また、預金準備率も現行の4.0%のまま据え置くとした。
12月21日
*22日付けHT紙は、21日に開催されたインド商工会議所連盟(FICCI)総会において、ラフル・ガンディー・コングレス党副総裁の演説行った旨報じている。ガンディー副総裁は、開発とガバナンスに関する同氏のヴィジョンを説明しつつ、経済成長と社会福祉は、相互に補完しあうもので、どちらかが妥協されるものではないと述べた。
Ⅲ. 外交
12月4~6日
*ヒンドゥー紙他によれば、ファハミ・エジプト外相が訪印し、アンサリ副大統領やクルシード外相と会談した。
12月8~11日
*ヒンドゥー紙他によれば、シン外務次官は、8日から11日まで訪米し、ケリー国務長官を始めとした国務省幹部と会談した。シン外務次官は、米側に対して、ムンバイ・テロ事件の首謀者の一人であり米国で懲役に服しているデイビッド・ヘッドレーへの更なるインド側アクセスを求めたほか、双方はイランやアフガン情勢についても意見交換した。
12月12日
*HT紙他各紙報道によれば、12日、コブラガデ在ニューヨーク総領事館副領事は、雇用していたメイドの査証申請に関する不正を行ったとして逮捕され、逮捕後、裸にされて所持品検査を受け、麻薬中毒者と同じ留置所に入れられた。同日、保釈金を払い、釈放された。
13日、インド外務省は、米国務省やパウエル駐インド米国大使に対し、強い抗議を行った他、インド下院議長始めとした要人は、米議会一行との面会を取り止めた。
12月12~15日
*14日付インド外務省発表によれば、12~15日の日程で、カルザイ・アフガニスタン大統領が訪印した。シン首相との二国間会談において、カルザイ大統領は、シン首相に対し、アフガニスタンの政治・治安・経済情勢につき説明し、双方は防衛・安全保障協力を深化させることで一致した。
12月16~18日
*17日付インド外務省発表によれば、16~18日の日程で、エルアラビー・アラブ連盟事務総長が訪印した。アンサリ副大統領やクルシード外相と会談し、シリア情勢や中東和平プロセス等について協議した。
12月20日
*20日、クルシード外相は、訪印したベネズエラ外相との間で、第2回二国間合同委員会を開き、経済、科学技術、文化等の分野について協議し、共同記者会見を行った。
Ⅳ. 日印関係
11月30日~12月6日
*ザ・ヒンドゥー紙やビジネス・ラインを始めとする各紙は、11月30日~12月6日の全7日間に亘る天皇皇后両陛下のインド御訪問について報じている。両陛下の御訪問は、1960年の皇太子同妃両殿下としての御訪問以来53年振りであり、今回は、デリー及びチェンナイを訪問され、ムカジー大統領やシン首相を始めとする政府関係者や日印関係者及び文化・学術関係者とお会いになった他、市民とも御交流になった。