シン首相 内閣の一部改造に踏み切る

シン首相は、10月28日、一部内閣改造を行ったが、主要な新任の閣内大臣(Cabinet Minister)は次の通り。
・外務大臣　クルシド前法務大臣
　　　　　　(クリシュナ外務大臣辞任)
・法務大臣　アシュワニ･クマール前計画･科学技術担当国務大臣
　　　　　　(注; 親日家でシン首相に極めて近い若手ホープ)
・電力大臣　ジョティアディティヤ・シンディア前商工担当国務大臣
　　　　　　(注; 元マハラジャの家系で国民会議派の若手ホープ)
・石油天然ガス大臣　モイリー前企業大臣
・企業大臣　サチン･パイロット前通信･情報技術担当国務大臣
・鉄道大臣(これまで空席)　バンサル前議会担当大臣
・人的資源開発大臣　パッラム･ラジュー前国防担当国務大臣
・観光大臣　チランジーヴィ元プラジャ･ラジャム党首

今回の改造では、Junior Ministerである国務大臣(Minister of State)から、閣内大臣(Cabinet Minister)への昇格が目立つが、これは国民会議派の若返りと共に、来るべき総選挙を睨んだ動きと思われる。