Ⅰ. 内政
6月2日
*タイムズ・オブ・インディア(TOI)紙他によれば、2日、インドで、第29番目の州となるテランガナ州が成立し、チャンドラセカール・ラオ・テランガナ民族会議(TRS)党首が初代同州首相に就任した。併せて、11名の州政府大臣が任命され、州知事公邸にて就任式が行われた。
6月3日
*インド首相府発表及び各紙の報道によれば、3日朝、ムンデ農村開発大臣(町・村自治大臣及び飲料水・衛生大臣を兼務)が死亡した。同相は、3日早朝に、デリーからマハーラシュトラ州内の自らの選挙区に向かうべくインディラ・ガンディー国際空港に車で向かっていたところ、スピード違反で走ってきた乗用車に衝突され、死亡が確認された。
6月4日
*4日、第16回国会第1回会期が開幕した。
6月4日
*ヒンドゥスタン・タイムズ(HT)紙他の報道によれば、4日、ガドカリ道路交通相は、水資源省内に、ガンジス川再生局を新設し、「清潔なガンジス河のための国家事業」(National Mission for Clean Ganga)を実施する旨明らかにした。
6月6日
*HT紙他による報道によれば、6日、インド連邦下院は、スミトラ・マハジャン下院議員(BJP)を議長に全会一致で選出した。
6月17日
*HT紙他の報道によれば、17日、ウッタル・プラデシュ州 B. L. ジョシ知事が辞職した。
6月23日
*HT紙他の報道によれば、23日、チャッティースガル州シェカール・ドゥット知事が辞職した。
6月24日
*24日、インド議会省は、予算国会を、7月7日から8月14日までの日程で開会する旨を発表した。
Ⅱ. 経済
6月3日
*インド準備銀行(RBI)は、3日、第二回隔月金融政策会合を開催し、政策金利の据え置きを発表した。
6月8日
*報道によれば、8日、マハーラシュトラ州チャバン首相出席の下、ムンバイ県の西郊外と東郊外を結ぶムンバイ初のムンバイ・メトロ1号線(12駅)の開通式が行われた。
6月24日
*24日付HT紙は、モディ政権が、強力に推し進める周辺国との連結性強化の一手として、インド北東部(マニプール州インパール)とミャンマー(マンダレー)を結ぶバス路線の運行開始を指示した旨報じた。
Ⅲ. 外交
6月3日
*3日、外務省報道官は、インド政府は、2日にファタハとハマスの統一政府が樹立されたことを支持すると述べ、相互に受け入れ可能な政治的解決に向けて、パレスチナとイスラエルの対話が早期に再開されることを望むと発言した。
6月3日
*報道によれば、3日、オマーンのアブドッラー外務担当相が、モディ政権発足後、初の外国要人による公式訪問としてインドを訪問し、モディ首相及びスワラージ外相と会談した。双方は、両国間の貿易・投資を拡大する方法等につき協議した。
6月9日
*報道によれば、9日、ビスワル米国務次官補(南・中央アジア担当)が、インドを訪問し、シン次官と会談した。
6月8日
*インド外務省発表によれば、8日、王毅中国外交部長が、特使としてインドを訪問し、スワラージ外相と会談した。双方は、印中関係の長年の問題について包括的に議論した。双方は、両国関係に新たな内容を加える意思を有するとした一方、関係拡大にあたっては、相互のセンシティビティも尊重していくとした。また、双方は、本年中に少なくとも6回会談を行ない得る機会があることを確認した。
6月15日~16日
*インド外務省発表によれば、15~16日、モディ首相は、就任以降の初の外遊先としてブータンを国賓として訪問した。スワラージ外務大臣、ドバル国家安全保障補佐官、シン外務次官らが同行した。モディ首相は、ブータン国王及び前国王に謁見したほか、トブゲー・ブータン首相と会談し、共同記者声明を発表した。また、モディ首相は、ブータン国会で演説を行った。
6月18日~19日
*外務省発表及び報道によれば、18~19日、ロゴジン露副首相は、インドを訪問し、モディ首相と会談した。同副首相は、モディ首相にプーチン露大統領からのメッセージを伝達し、モディ首相は、プーチン大統領と会談するのを楽しみにしていると述べた。また、同副首相は、スワラージ外相とも会談し、二国間関係全般につき協議した。
6月18日
*18日、インド外務省報道官は、建設業に従事するインド人40名が、モスールで誘拐されたと述べた。インド外務省は、イラク当局と連絡をとるとともに、レディ元イラク大使を派遣した。
6月25~27日
*報道によれば、スワラージ外相は、バングラデシュを訪問し、26日、アリ外相と会談し、地域レベルでの政治・安全保障問題やエネルギー、貿易、水資源管理、人的交流及び文化交流について議論した。また、同外相は、同日、ハシナ首相を表敬した。
6月26日~30日
*インド外務省発表によれば、26日~30日、アンサリ副大統領は中国を訪問し、李克強国務院総理との会談等を行った他、習近平国家主席及びテイン・セイン・ミャンマー大統領と共に、「平和5原則」60周年記念行事に出席した、
*28日、アンサリ副大統領は、李総理と会談し、双方は、印中国境における平和と平穏の維持が、両国関係の繁栄にとって重要であることで一致した。また、インドにおける中国向け工業団地設立を含む、二国間貿易・投資の拡大方法につき協議するとともに、貿易赤字に取り組む必要性についても協議した。
Ⅳ.日印関係
6月3日
*外務省発表によれば、3日、岸田外務大臣は、スワラージ新インド外相と電話会談を行い、岸田大臣から早い時期にインドを再度訪問したいと述べたのに対し、スワラージ外務大臣から心待ちにしている旨述べた。また、両外務大臣は、日・インド関係の更なる発展のため、今後、緊密に連携していくことを確認し、モディ・インド首相の訪日時期について、外交当局を通じた調整を進めていくことで一致した。
6月2日
*タイムズ・オブ・インディア(TOI)紙他によれば、2日、インドで、第29番目の州となるテランガナ州が成立し、チャンドラセカール・ラオ・テランガナ民族会議(TRS)党首が初代同州首相に就任した。併せて、11名の州政府大臣が任命され、州知事公邸にて就任式が行われた。
6月3日
*インド首相府発表及び各紙の報道によれば、3日朝、ムンデ農村開発大臣(町・村自治大臣及び飲料水・衛生大臣を兼務)が死亡した。同相は、3日早朝に、デリーからマハーラシュトラ州内の自らの選挙区に向かうべくインディラ・ガンディー国際空港に車で向かっていたところ、スピード違反で走ってきた乗用車に衝突され、死亡が確認された。
6月4日
*4日、第16回国会第1回会期が開幕した。
6月4日
*ヒンドゥスタン・タイムズ(HT)紙他の報道によれば、4日、ガドカリ道路交通相は、水資源省内に、ガンジス川再生局を新設し、「清潔なガンジス河のための国家事業」(National Mission for Clean Ganga)を実施する旨明らかにした。
6月6日
*HT紙他による報道によれば、6日、インド連邦下院は、スミトラ・マハジャン下院議員(BJP)を議長に全会一致で選出した。
6月17日
*HT紙他の報道によれば、17日、ウッタル・プラデシュ州 B. L. ジョシ知事が辞職した。
6月23日
*HT紙他の報道によれば、23日、チャッティースガル州シェカール・ドゥット知事が辞職した。
6月24日
*24日、インド議会省は、予算国会を、7月7日から8月14日までの日程で開会する旨を発表した。
Ⅱ. 経済
6月3日
*インド準備銀行(RBI)は、3日、第二回隔月金融政策会合を開催し、政策金利の据え置きを発表した。
6月8日
*報道によれば、8日、マハーラシュトラ州チャバン首相出席の下、ムンバイ県の西郊外と東郊外を結ぶムンバイ初のムンバイ・メトロ1号線(12駅)の開通式が行われた。
6月24日
*24日付HT紙は、モディ政権が、強力に推し進める周辺国との連結性強化の一手として、インド北東部(マニプール州インパール)とミャンマー(マンダレー)を結ぶバス路線の運行開始を指示した旨報じた。
Ⅲ. 外交
6月3日
*3日、外務省報道官は、インド政府は、2日にファタハとハマスの統一政府が樹立されたことを支持すると述べ、相互に受け入れ可能な政治的解決に向けて、パレスチナとイスラエルの対話が早期に再開されることを望むと発言した。
6月3日
*報道によれば、3日、オマーンのアブドッラー外務担当相が、モディ政権発足後、初の外国要人による公式訪問としてインドを訪問し、モディ首相及びスワラージ外相と会談した。双方は、両国間の貿易・投資を拡大する方法等につき協議した。
6月9日
*報道によれば、9日、ビスワル米国務次官補(南・中央アジア担当)が、インドを訪問し、シン次官と会談した。
6月8日
*インド外務省発表によれば、8日、王毅中国外交部長が、特使としてインドを訪問し、スワラージ外相と会談した。双方は、印中関係の長年の問題について包括的に議論した。双方は、両国関係に新たな内容を加える意思を有するとした一方、関係拡大にあたっては、相互のセンシティビティも尊重していくとした。また、双方は、本年中に少なくとも6回会談を行ない得る機会があることを確認した。
6月15日~16日
*インド外務省発表によれば、15~16日、モディ首相は、就任以降の初の外遊先としてブータンを国賓として訪問した。スワラージ外務大臣、ドバル国家安全保障補佐官、シン外務次官らが同行した。モディ首相は、ブータン国王及び前国王に謁見したほか、トブゲー・ブータン首相と会談し、共同記者声明を発表した。また、モディ首相は、ブータン国会で演説を行った。
6月18日~19日
*外務省発表及び報道によれば、18~19日、ロゴジン露副首相は、インドを訪問し、モディ首相と会談した。同副首相は、モディ首相にプーチン露大統領からのメッセージを伝達し、モディ首相は、プーチン大統領と会談するのを楽しみにしていると述べた。また、同副首相は、スワラージ外相とも会談し、二国間関係全般につき協議した。
6月18日
*18日、インド外務省報道官は、建設業に従事するインド人40名が、モスールで誘拐されたと述べた。インド外務省は、イラク当局と連絡をとるとともに、レディ元イラク大使を派遣した。
6月25~27日
*報道によれば、スワラージ外相は、バングラデシュを訪問し、26日、アリ外相と会談し、地域レベルでの政治・安全保障問題やエネルギー、貿易、水資源管理、人的交流及び文化交流について議論した。また、同外相は、同日、ハシナ首相を表敬した。
6月26日~30日
*インド外務省発表によれば、26日~30日、アンサリ副大統領は中国を訪問し、李克強国務院総理との会談等を行った他、習近平国家主席及びテイン・セイン・ミャンマー大統領と共に、「平和5原則」60周年記念行事に出席した、
*28日、アンサリ副大統領は、李総理と会談し、双方は、印中国境における平和と平穏の維持が、両国関係の繁栄にとって重要であることで一致した。また、インドにおける中国向け工業団地設立を含む、二国間貿易・投資の拡大方法につき協議するとともに、貿易赤字に取り組む必要性についても協議した。
Ⅳ.日印関係
6月3日
*外務省発表によれば、3日、岸田外務大臣は、スワラージ新インド外相と電話会談を行い、岸田大臣から早い時期にインドを再度訪問したいと述べたのに対し、スワラージ外務大臣から心待ちにしている旨述べた。また、両外務大臣は、日・インド関係の更なる発展のため、今後、緊密に連携していくことを確認し、モディ・インド首相の訪日時期について、外交当局を通じた調整を進めていくことで一致した。