日印関係最新情報

月間インド・ニュース(2011年5月)

2011年6月10日掲載


Ⅰ. 内政
5月4日

  • ニュースチャネルNDTVは、アルナチャル・プラデシュ州のカンドゥ州首相を乗せたヘリコプターが4月30日から行方不明になっていたことに関し、同州西部の山中でヘリコプターの残骸が発見されカンドゥ州首相他の遺体が収容された旨報道。


5月12日

  • 英字各紙は、農民の抗議活動が活発化しているウッタル・プラデーシュ(UP)州を視察のために訪問していたラフル・ガンディー・コングレス党幹事長が、UP州の警察に逮捕され、2時間半後にUP州とデリーの州境付近で釈放された旨報道。



5月14日

  • インディアン・エクスプレス紙は、4月末にプネ市及びその周辺で6名のナクサライトを逮捕したのに続き、13日にプネ市内で10名のナクサライトを逮捕した旨報道。


5月16日

  • 5月13日に開票が行われたタミル・ナードゥ州議会選挙の結果を受け、マドラス大学講堂にて、ジャヤラリタ全インド・アンナ・ドラビダ進歩連盟(AIADMK)の州首相就任及び33州政府閣僚の宣誓式が行われる。


5月19日

  • インド大統領府は、首相の助言に従い、西ベンガル州首相に就任するバナジー鉄道相の辞任を受け入れ、シン首相が鉄道相の職務を兼ねるよう指示したとともに、ロイ船舶担当閣外相に対し、鉄道担当閣外相を兼ねるよう指示した旨発表。


  • 英字各紙は、5月13日に開票が行われたアッサム州議会選挙の結果を受け、18日にタルン・ゴゴイ氏が3期目のアッサム州首相に就任した旨報道。


5月20日

  • 5月13日に開票が行われた西ベンガル州議会選挙の結果を受け、コルカタ市内の州知事官邸において、ママタ・バナジー州首相及び州政府閣僚38名の就任宣誓式が行われた旨報道。



Ⅱ. 経済
5月1日

  • ヒンドゥー・ビジネス・ライン紙は、中国の自動車メーカーのベイチ・フォトン社(北汽福田汽車)が、マハラシュトラ州プネ近郊のケド地区に、5年間で約168億ルピーを投じて自動車工場を建設すると発表した旨報道。


5月3日

  • インド商工省は、輸出を2010年度の2,460億ドルから2013年度末までに5,000億ドルとすることを目標とする、2014年3月までの輸出戦略を公表。


5月4日

  • ビジネス・スタンダード紙は、2007年にエア・インディアに統合した旧インディアン・エアラインで働く800名のパイロットと200名の幹部パイロットが、エア・インディアと同等の給料を求めて4月26日からストライキを続けており、エア・インディアに10億ルピー以上の損失が出ている旨報道。


  • パイオニア紙は、デリー・メトロのフェーズ3建設に関し、都市開発省がデリー開発局(DDA)に対し、デリー・メトロのフェーズ3の総コストの25%程度、少なくとも1,000億ルピーをDDAがデリー・メトロ鉄道公社(DMRC)に支援するよう要請した旨報道。


5月6日

  • タイムズ・オブ・インディア紙は、マハラシュトラ州のスラム人口は10年間で380万人増えて1,810万人に、ムンバイでは2001年に580万人だったスラム人口が2011年には700万人に増加した旨報道。


5月19日

  • インド商工省は、2010年度の対インド外国直接投資(FDI)は194億2,700万ドルとなり、前年比25%減となったこと、及び、その中でも日本からの投資は前年度比32%の15億6,200万ドルとなり2010年度単年度の投資額ではモーリシャス、シンガポールに次ぐ第3位の投資国となった旨発表。


5月27日

  • ミント紙は、インド最大の船舶リサイクル・ヤードであるグジャラート州アラン地区が、バングラデシュの船舶リサイクル再開に伴い業務量の急落に直面している旨報道。


  • 英字各紙は、バス首席経済顧問が議長を務めるインフレ対策を検討する関係省庁会議が、マルチブランド小売業へのFDI開放を政府に行うよう勧告を行った旨報道。


5月27日

  • 英字各紙は、グジャラート州政府は500エーカー超の土地をマルチ・スズキ社の工場建設に割り当てることを決定した旨報道。


5月31日

  • インド統計局は、2010年度の実質GDPは48兆7,784億ルピーで、成長率は前年度比8.5であると発表。


  • タイムズ・オブ・インディア紙は、コクヨが文具メーカー大手のカムリン社の株式の50.3%を36.6億ルピーで取得する模様である旨報道。



Ⅲ. 外交
5月2日

  • シン首相は、ウサマ・ビン・ラーデンの死亡に関し、「重大な前進であると歓迎し、アルカイダ及び他のテロ・グループに対し決定的な打撃となることを願う」旨の声明を発表。


5月12日

  • シン首相が6年ぶりにアフガニスタンを訪問し、カルザイ大統領と会談。


  • インド商工省は、オーストラリアを訪問中のシャルマ商工大臣はエマーソン貿易大臣との間で豪州インド合同閣僚会議を実施するとともに、会議後、豪印包括的経済協力協定の交渉開始と豪印CEOフォーラムの設置を表明。


5月17日

  • インド外務省は、ピーリス・スリランカ外相が訪印し、クリシュナ外相と会談した他、シン首相を表敬訪問した旨発表。


5月18日

  • インド外務省は、 17日から18日にかけて訪印したカリモフ・ウズベキスタン大統領が、シン首相と首脳会談を行い、インド・ウズベキスタン間の「戦略的パートナーシップ」を初めて宣言した旨発表。


5月24日

  • インド外務省は、エチオピアの首都アディスアベバで、シン首相が出席して第2回インド・アフリカ・フォーラム・サミットが開催され、「アディスアベバ宣言」と「インド・アフリカ間の強化された協力フレームワーク」が採択された旨発表。


5月25日

  • ヒンドゥー紙は、原子力供給グループ(NSG)は、インドの要望を受け入れ、6月第3週に開催予定のNSG年次本会合の特別議題として、インドの新規参加要請を取り上げることを決定した旨報道。


5月27日

  • インド外務省は、シン首相がタンザニアを訪問し、タンザニア大統領との共同記者会見で、シン首相は、水供給計画のための1億8千万ドルの信用供与や社会・教育分野のための1千万ドルの無償資金協力を行うことを発表。


5月28日

  • 英字各紙は、チダンバラム内相とナポリターノ米国・国土安全保障長官の間で、デリーで、印米・国土安全保障対話が開催され、両者はテロやサイバー・セキュリティー、国境を越える犯罪及び通貨偽造等の問題に対処することを約束した旨報道。


5月31日

  • メルケル・ドイツ首相が31日~6月1日の日程で訪印し、31日にシン首相と首脳会談を実施。


  • インド外務省は、30日~31日にニューデリーでシアチェンに関する印パ国防次官級協議が友好的な雰囲気のもとで行われ、双方は有意義かつ結果志向的な形で継続することに合意した旨発表。



Ⅳ.日印関係
5月1日

  • タイムズ・オブ・インディア紙は、バンガロールにある国立精神衛生神経科学研究所の2名の医師が、日本の被災地で活動を行っているNGOである国際医師団に参加し16日に訪日する旨報道。


5月5日

  • インド財務省は、ムカジー財務大臣と野田財務大臣がハノイで会談した旨発表。


5月19日

  • 日インド包括的経済連携協定が衆議院本会議で承認される。


5月20日

  • デリーで日インドの外務・防衛当局の局長級により第8回日インド安全保障対話が開催される。