インド総選挙

2014年インド下院議会総選挙は、4月7日から5月12日までの間に543選挙区での投票を終え、5月16日に一斉開票された。
最大野党のインド人民党(Bhāratīya Janatā Party; BJP)が単独で過半数を超える282議席を獲得して、圧勝した。
一方、現政権の国民会議派(Indian National Congress)は、わずか44議席で、かつてない最低の議席数となった。

10年ぶりの政権交代となるが、日印関係について言えば、今後は更なる関係の強化が期待される。
安倍総理大臣は、ナレンドラ･モディ氏と19日に電話会談を行い、インド人民党(BJP)の歴史的な大勝利に心からの祝意を伝えた。
また、日･インド関係は｢最も可能性を秘めた二国間関係｣であると述べ、モディ氏を日本へ招待した。
モディ氏は、謝意を述べるとともに、訪日についても前向きな回答をした。

BJPは20日に、グジャラート州首相のナレンドラ･モディ氏を、正式に首相候補に選出した。


各党獲得議席数
詳細は、Election Commission of India ホームページ内の
GENERAL ELECTION TO LOK SABHA TRENDS & RESULT 2014を御覧下さい。
安倍総理大臣とモディ･インド首相候補の電話会談概要
詳細は、 外務省ホームページの会談･訪問サイト内を御覧下さい。