日印関係最新情報

月間インドニュース(2010年5月)

2010年6月3日掲載


Ⅰ.内政
5月3日
英字各紙は、ジャンムー・カシミール州警察がデリーのマーケットでのテロ計画に関係していた者を逮捕した旨報道。
5月4日
ヒンドゥー紙は、警察当局が、ハイデラバードのオフィスビル爆破を企てていたラシュカレ・タイバのメンバーを逮捕した旨報道。
5月6日
ムンバイ特別法廷は、ムンバイ・テロ事件実行犯で唯一逮捕されたカサブ容疑者に対し死刑判決を言い渡す。
タミルナドゥ州上院復活法案が、5日に連邦上院で可決されたのに続き、6日に連邦下院でも可決される。
5月7日
2月22日から開催されていたインド連邦議会の予算会期が閉幕。
5月9日
英字各紙は、8日にチャッティスガール州ビジャプール地域で、中央予備警察隊(CRPF)の防弾車がナクサライトにより爆破され7名が死亡した旨報道。
インディアン・エクスプレス紙は、本年2月にプネで発生した爆弾テロ事件の犯人は、インディアン・ムジャヒディンのメンバーである可能性が高いが、容疑者はパキスタンに逃亡中である旨報道。
5月14日
ヒンドゥー紙は、14日にハイデラバードで警戒中の警察官がラシュカレ・タイバの活動家とみられる男から発砲を受け死亡した旨報道。
5月17日
印国防省は、中距離弾道ミサイル「アグニⅡ」の試射に成功した旨発表。
印国防省は、アントニー国防大臣が、サイバー攻撃が安全保障への重大な脅威の1つになっていると発言した旨発表。
5月18日
英字各紙は、チャッティスガール州ダンテワダ県において民間バスがナクサライトに襲撃され、一般市民及び治安関係者を含む40名前後が死亡した旨報道。
5月21日
ゴルカランド創設運動に携わる政治団体全インド・ゴルカリーグのマダン・タマン指導者が、西ベンガル州ダージリン市内で、集会の場になだれ込んだ約150人の武装した暴徒により殺害される。
5月22日
カルナータカ州マンガロール空港でドバイ発マンガロール行きエアインディア機が着陸に失敗し炎上、乗員・乗客約160名が死亡。
5月24日
シン首相は、第2次UPA政権発足から1周年を迎えたのを機に記者会見を実施し、引き続き、成長、改革、及び人々の能力向上に取り組んでいくことを強調。
5月28日
西ベンガル州西ミドナプル県ジャルグラム地区において、特急列車が脱線し、少なくとも65名以上が死亡。
5月31日
鉄道省は、ヴィヴェク・サハイ氏が新たな鉄道省次官として着任した旨発表。

Ⅱ.経済
5月1日
ビジネス・スタンダード紙は、デリーメトロ空港線の開業が、10月のコモンウェルス・ゲームの前の9月までに開業できそうである旨報道。
5月4日
ビジネス・スタンダード紙は、砂糖の最大輸入国であるインドは来年から国内生産量が需要量を上回り、3年ぶりに砂糖輸出国に転じる可能性がある旨報道。
5月5日
ビジネス・スタンダード紙は、政府が粗糖・白糖に対する60%の輸入関税の課税を検討中であること、また、砂糖の価格市場統制について政府内で見直しの可能性が出てきている旨報道。
5月7日
エコノミック・タイムス紙は、食料関係閣僚会合は、公共配給制度の下で貧困層に対して向こう6ヶ月間に配給する小麦・コメの割当量の300万トンの追加と、小麦製品の輸出許可の期限を1年延長することを決定した旨報道。
5月8日
エコノミック・タイムズ紙は、インドは豪州とのFTA交渉において政府調達の自由化問題を除外することに成功し、今年中の締結を望んでいるEUや日本に対して政府調達の自由化要求を受け入れないという強いシグナルを送った旨報道。
5月10日
印商工省は、たばこ製品の製造についての外国直接投資(FDI)を禁止することを決定した旨発表。
印商工省は、2009年度の貿易に関するプレスリリースを発出。
5月12日
インド統計局は、2010年3月の鉱工業指数(IIP)は前年同月比の13.5%成長とする速報値を発表。
インド農業省は、2009年~10年産農作物の予想収穫量を発表。小麦の生産量は前年比0.4%増で過去最高となる見込みであるが、コメ、雑穀、油糧種子の収穫量が減少し、穀物全体では昨年と比べ7%減少すると予想。
フィナンシャル・エクスプレス紙は、インド環境森林省は、インド気候変動アセスメント・ネットワークを通じて、2007年の温室効果ガス排出に関する報告書を途上国で初めて更新した旨報道。
5月13日
フィナンシャル・エクスプレス紙は、インドとブラジルが、EUにおけるインドの後発医薬品の没収に関し正式にWTO紛争解決手続き上の協議要請を行った旨報道。
5月14日
ヒンドゥー紙は、インド石油天然ガス公社の海外事業部門が総額200億ドルのベネズエラ石油公社との協定に署名した旨報道。
5月15日
フィナンシャル・エクスプレス紙は、シン首相が、主要なインフラプロジェクトを促進する観点から、シン首相を長とするインフラ整備モニタリングのための閣僚委員会の設置を指示した旨報道。
5月19日
ヒンドゥスタン・タイムス紙は、インド政府が、食料安全保障の観点から南米の農地取得の奨励策を検討している旨報道。
ヒンドゥー紙は、チェンナイ~マイソール間における高速鉄道計画について、カルナータカ州政府がタミルナドゥ州側と対話を開始した旨報道。
インド通信IT省電気通信総局は、3G用周波数オークションの結果を発表。
5月20日
ヒンドゥー・ビジネス・ライン紙は、マハラシュトラ州政府は、国内最大のコンテナ港であるジャワハルラル・ネルー港をデリー・ムンバイ間産業大動脈構想に繋げたい考えである旨報道。
5月21日
エコノミック・タイムズ紙は、インド政府は、コメのハイブリッド品種の種子証明が無くとも適切に表示と届け出がなされれば補助金を支給し、ハイブリッド品種のコメの栽培を促進する決定をした旨報道。
5月26日
ヒンドゥー紙は、環境森林省が、気候変動に関する国家行動計画の8つの国家ミッションの1つである「グリーン・インディア計画」の最初のドラフトを公表した旨報道。
5月31日
インド統計局は2009-10年第4四半期、及び同年度通年におけるGDP成長率の改定値を発表。

Ⅲ.外交
5月4日
訪印中のクリーン豪州貿易大臣とシャルマ商工大臣との間で第12回インド豪州閣僚級合同委員会が開催され、印豪FTA共同研究会の報告発表等が行われる。
インド外務省は、ラオ外務次官とフランスのラセル外務・欧州問題省総局長がそれぞれ代表をつとめる印仏外交当局間会議がデリーで開催された旨発表。
5月10日
各紙は、中国訪問中のラメシュ環境森林大臣が、昨年12月のCOP15でインドが中国を孤立から救い、コペンハーゲン精神が生まれたと発言した旨報道。
インド外務省は、クリシュナ外相が、11日から13日にかけてカザフスタンを訪問する旨発表。
5月11日
印外務省は、印パ両外相間の電話会談が行われ、クレーシ・パキスタン外相がクリシュナ外相に対し7月15日に外相会談を実施するための訪パを招請したと発表。
5月12日
シンガポール外務省は、ヨー・シンガポール外相が6日から9日にかけてカルナニディ・タミルナドゥ州首相の招待によりタミルナドゥ州を訪問したと発表。
5月18日
インディアン・エクスプレス紙は、G15閣僚級会合出席のためテヘランを訪問しているクリシュナ外相がモッタキ・イラン外相と会談した旨報道。
5月21日
インド外務省は、韓国の哨戒艦「天安」の沈没事案に関し、沈没事案を非難する声明を発出。
5月22日
インディアン・エクスプレス紙は、オバマ米大統領が11月7~10日に訪印する旨報道。
5月24日
印外務省は、バーンズ米国務次官が訪印し、ラオ印外務次官と会談した旨発表。
5月25日
インド商工省は、クッラ-商務次官とオサリバンEC貿易総局長が印EU・FTAについて協議し、今後数ヶ月で合意に達するよう速度を上げて交渉を行うことで合意した旨発表。
インド外務省は、トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領が24日~26日にかけて国賓として訪印し、パティル印大統領との会談後共同声明を発出した旨発表。
インディアン・エクスプレス紙は、シン首相がギラーニ・パキスタン首相に「マンゴーの王様」と称されるアルフォンソ・マンゴーを贈る旨報道。
5月26日
パティル大統領は、26日~31日にかけて胡錦涛国家主席の招請により、国賓として中国を訪問。
インド外務省は、コール外務担当閣外相がアルゼンチンを訪問し、25日に開催されたアルゼンチン建国200年祭に参加した旨発表。
パキスタンの各紙は、パキスタン最高裁は、ラシュカレ・タイバの創始者であるハフィズ・サイードの自宅軟禁解除を命じた昨年6月のラホール高裁の判決を支持し、パキスタン連邦政府及びパンジャブ州政府による上告を棄却した旨報道。
5月28日
クマール下院議長がブータンを訪問。ブータン議会の両院合同会議で演説を実施。
5月30日
ヒンドゥー紙は、印パ政府間のインダス川委員会が30日から6月2日まで開催される旨報道。
インディアン・エクスプレス紙は、20日に発生した在アフガニスタン・インド警備関係者への攻撃未遂事件について、爆弾の技術的特徴からパキスタン統合情報局(ISI)により支援されたラシュカレ・タイバの仕業であるとして、インド政府がパキスタン政府に厳重注意をおこなった旨報道。
5月31日
インド外務省は、イスラエル軍がガザへの支援物資を積載した船団を襲撃した事件に関し、遺憾の意と無差別の武力行使を非難する声明を発出。

Ⅳ.日印関係
5月19日
ビジネス・スタンダード紙は、日系鉄鋼大手のJFEスチール社によるインド民間鉄鋼大手JSWスチール社の株式買収計画が最終段階にある旨報道。
グジャラート・マネー(インターネット・ニュース)は、三菱商事関係者が、グジャラート州チャンゴダールに計画するスマート・コミュニティ構想に関し、モディ州首相と協議した旨報道。