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インド首相特使が鳩山首相を表敬

インドの国家安全保障担当首相補佐官であるナラヤナン氏が、マンモハン・シン首相の親書を携えて来日し、10月20日に鳩山由紀夫首相を表敬訪問した。目的は、わが国の新政権との関係の構築、とりあえずは鳩山首相の早期訪印を実現することであった趣。鳩山首相からは、内政及び外交上の日程が立て込んでいることを述べつつも、日印合意からして早期訪印の必要性は認識していると応答した模様である。
日印両国は、小泉首相当時から、「戦略的グローバル・パートナーシップ」を築くことを謳っているが、その一環として毎年交互に首相が訪問しあうことに合意している。両国首相は、毎年開催されるG8サミット拡大会合、東アジア首脳会議、アセアン(東南アジア諸国連合)との首脳会議等の際に必ず顔を合わせるが、それに加えて、毎年交互に相手国を訪れて首脳会議を行うことになっている。昨年10月には、マンモハン・シン首相が訪日しているので、今年中に鳩山首相がインドを訪問してもらいたいというのがインド側の意向である。
ナラヤナン首相特使は、19日、岡田克也外務大臣と会談し、日本の協力によってデリー・ムンバイ間に建設する貨物新線計画やデリー・ムンバイ間産業大動脈構想など二国間の懸案のほか、気候変動問題などのグローバルな課題についても意見を交換した由。
ナラヤナン首相特使は、21日、谷垣禎一自民党総裁を表敬訪問した。
なお、鳩山首相は、当協会の平林理事長によると、理事長が駐インド大使であった今世紀初頭に民主党衆議院議員として2度にわたりインドを訪問し、以来インドへの親近感を持っている趣である。